江別市の関ファームで子どもと酪農体験
体験日:2012年6月
江別市では、本物の酪農体験を提供している牧場があります。
その体験のようすをレポートします。
札幌中心部から車で約20分、国道275号線を進むと江別市角山地区があります。
パークゴルフ場を過ぎて左折し、進むとオーベルジュのような「関ファーム」が見えてきます。
ちなみにこちらの建物はご自宅用。
牛舎はご自宅の奥にあります。5年前に札幌の米里からこちらに移りました。
大人はつなぎに着替えて、まずは「よろしくお願いします」とごあいさつ。
最初は、子どもがこわがらないようにと、子牛の方から牛についての説明をします。
子牛に哺乳。ぐいぐいと飲んでいきます。
大人のお母さん牛に、刈り取った牧草のエサやり。
牛が気持ちいいと喜ぶブラッシングや、子牛がお母さん牛の中でどういう風にいるかなど、
パネルを使って教えてくれるお勉強タイム。
メインイベントはやっぱり乳搾り。感動の一瞬です。
その他、ミニチュアホースの引き馬体験や、トラクラーへの試乗もできます。
こんなすてきな体験を提供しているのは、関ファームの川口谷仁さん。
牧場の後継者として、東京でのサラリーマン生活から転身。14年目になるそうです。
関ファームさんでは、現在約70頭の牛を飼い、「北海道サツラク牛乳」へ出荷。
通常の仕事の合間に、命をいただくことなど、牛とのふれあいを通じて、
酪農を理解していただこうと体験の機会を提供しています。
「1日の仕事が終わった後に飲むビールが最高ですね」と笑う川口谷さん。
牛舎をくまなく案内していただき、あっという間の2時間。
子どもたちにとってはとても貴重な体験。観光牧場ではない、本物の牧場体験を楽しむことができます。
・期間 4月1日〜3月31日
・所要時間 約2時間(9時半現地集合、11時半終了)
【お申し込み/お問い合わせ】
札幌近郊で本物の酪農生活に触れる体験