グルメのまち・森町で絶対食べたいお寿司とソウルフード「つゆだく焼きそば」
投稿日:2015年8月21日
道南の港町、森町(もりまち)は道内屈指のグルメのまち。食い倒れのまちとして知られています。
港が面する噴火湾は全国有数の魚介類の産地であり、
駒ヶ岳山麓の水はけのよい土壌に育つ野菜類も一級品ばかり。
寿司店は、かつては10数店もあり、回転寿司が進出できないほど。
現在は4軒ですが、価格におどろくおいしさに函館からわざわざ通うファンもいるほどです。
ショーケースに新鮮な地元ネタが常時30種類はあるという「鮨 真岡」さんは
昭和44年創業の町一番の老舗店。
アッとホームな雰囲気に、1人で入っても固まることはありません。
店主・石岡眞喜雄さんと、銀座で修行した息子の位一(たかひと)さん2人が店に立ちます。
特上・2,050円。ネタは新鮮、口の中でとろけるおいしさ。
昼も営業しているので、ぜひ味わってみてください。
まちのソウルフードとして長く町民に親しまれている「そば処太田屋」さん。
そばはもちろんなのですが、地元で愛されているのが通称「つゆだく焼きそば」。
焼きそば・600円。深皿に盛られたその品は、スープに浸っていてまるでラーメンのよう。
出前の時に麺が固まらないようにと、スープを多めにしたのがきっかけだそう。
なんとも不思議な“スープ焼きそば”ですが、味は意外にもピッタリはまる旨さ。
広くはない店内のほぼ半数の客が、焼きそばを注文しているほどです。
おみやげには、全国的に人気が高い「いかめし」をぜひ買いたい。
元祖である阿部商店のいかめしが買えるのは、駅前の「柴田商店」さん。
時間があれば、店前の赤いベンチで食べたいものです。
JR森駅。駒ヶ岳と噴火湾に面する港町。ローカル列車で、のんびりと。
大沼公園までは40分ほどです。
・鮨 真岡 森町字新川町219-1
・太田屋 森町御幸町32-9
・柴田商店 森町字本町32