網走での必見観光スポット〜「博物館 網走監獄」
投稿日:2015年2月26日
網走といえば刑務所、というくらいイメージが定着しています。最果ての地に建てられた網走監獄。その始まりは明治23(1890)年、人口600人あまりの小さな漁村・網走に突如あらわれた因徒50人。ここ網走と旭川を結ぶ中央道路をつくるために送られたことに起因するそうです。その知られざる歴史がリアルに学べる貴重な施設が「博物館 網走監獄」です。
網走市の郊外、バスで7分。天都山の中腹に、東京ドーム3.5個分もある広さに23の施設が点在しています。
裁判所、網走支部法廷。リアルに再現されていて緊張感が伝わってくるコーナー。
農作業などをしながら受刑し、休泊所で休むようすを再現している小屋。
メインの見どころは「五翼放射状平屋舎房」。登録有形文化財。“建築常識がひっくりかえった異世界”が見られます。
独房での食事のひとコマ。きっとつかの間の幸せのひと時だったのでしょう。
浴場の再現コーナー。ここでも監視がついて、とても合理的なスタイルで入浴していたことがわかります。
敷地内には「監獄食堂」があり、ここでは実際に出された「監獄食」が食べられます。
知られざる歴史を学んだ後は、スカッと大空での空中散歩を楽しみませんか。熱気球のフリーフライト乗船は、3月5日(木)までの催行。今年はラスト1週間です。
