流氷のオホーツク海を眺める観光列車「流氷ノロッコ号」
投稿日:2015年2月19日
▲JR北浜駅で停車する流氷ノロッコ号、右手は流氷のオホーツク海!
流氷の時期にあわせて、網走=知床斜里間を約1時間で走る観光列車「流氷ノロッコ号」が運行されています。運行開始から今年で25年になる名物列車。
熱気球フリーフライトアドベンチャーを楽しんだ後、網走市に戻る区間として、ちょうど利用することができます。


熱気球の着陸場所から「浜小清水駅」まで送迎があります。ここは道の駅とJRの駅が一緒になっている珍しい駅。休憩スペースや地元産品の販売があり、飲食カウンターもあります。
ここの「駅ナカグルメ」は「はなやかうどん」。地元・小清水町産の小麦を使ったコシのある麺に、小清水産野菜たっぷりのかき揚げがよく合ううどん。冷えたカラダによくしみます。
ほどなく流氷ノロッコ号が到着。いざ乗車。


列車内は「展望車」といい、ベンチシートがオホーツク海を眺められるようになっています。バスガイドならぬ列車ガイドさんがいて、車中で楽しい観光案内トークをしてくれます。


売店コーナーもあり、ビールやおつまみが販売されています。買ったものは、懐かしいだるまストーブであぶりながらつまむこともOK! このストーブ、釧路産の本物の石炭が“くべられて”います。
ノロッコ号は途中、「北浜」という駅で小休止。約10分間、列車を降りて記念撮影タイムが設けられています。この駅は、「オホーツク海に最も近い駅」として知られ、映画「網走番外地」を始め、数々の映画やドラマのロケに使われた駅。駅舎内には旅人が残していった名刺やキップが所狭しと貼られて、郷愁を漂わせています。
再び、列車は網走駅に向けて、ガタンゴトンと。
流氷ノロッコ号の運行は3月8日(日)までです。熱気球フリーフライトの後は、この観光列車に乗車して車窓からの流氷もお楽しみください。
流氷ノロッコ号2015年運転案内