北広島の森の中で、吹きガラス体験はいかが?
投稿日:2015年1月20日
札幌と新千歳空港のあいだ、北広島の郊外に「ニーウン・ペツガラス美術研究所」があります。森の中に、楠本さんご夫妻が営むギャラリー・カフェとガラス工房が静かに佇んでいます。
ガラス工房ではだんだんと作品になっていく、マイグラス製作体験ができます。
最初はつくりたい色柄をサンプルから選びます。
スタッフの方が、釜の中にガラスの元となるタネを入れて熱します。その温度、なんと1,000℃もあるとか。
釜から取り出し、空気をそっと入れながら回してガラスを大きくしていきます。そして再び釜の中へ入れてやわらかくして・・・。この作業を何回も繰り返します。


カタチを丸く整えるいくつかの作業をして、だんだんと完成に近くなっていきます。
仕上げは、スタッフの方が行います。この真剣な表情!
完成品は、翌日以降ご自宅へ発送。すてきなマイグラスが届きます。自分でつくったグラスで飲むドリンクは、さぞかしおいしいでしょう!
楠本さんがつくるガラス作品が展示・販売されるギャラリーではさまざまな作品がきらきらと輝いています。見ているだけも楽しい店内。ここはカフェスペースも兼ねていて、パスタやカレー、コーヒーやハーブティーなども味わえます。

店内がなぜか落ちつくのは、かつての小学校校舎を利用しているから。仁別(にんべつ)という場所にあった小学校廃校跡地で工房を営んでいて、その時の木造校舎を移築して現在の場所でも利用しているのです。
都会の喧噪をはなれて、静かな隠れ家スポットでアートな時間を過ごすことができる体験。この冬、いかですか。